レイキ(靈氣)について

どこかに手や足をぶつけたときに、無意識に痛い所に手を当てた経験がありませんか?
そして、手を当てていると痛みが穏やかになったことがあると思います。
「治療する」ことを「手当する」と言ったりもするように、不調を感じる箇所に手を当てるということは自然なことです。
また、「氣」は自然エネルギー(周波数・波動)や生命エネルギー(周波数・波動)という言い方もされています。
靈氣や氣功は、そのエネルギー(周波数・波動)をうまく使えるようにする技術です。
超能力や宗教、オカルト的なものではありません。誰もが使える、本来、人間が持つ能力と言えます。
歴史的考察
靈氣(れいき)というと、使われている文字のイメージからか、何かおどろおどろしいものと思われる方が多くいらっしゃるかもしれません。レイキやREIKIと書かれていた方が馴染みがあるかも知れませんね。
靈氣は日本古来から使われている言葉や概念で、ぞの起源は縄文時代まで遡ることが出来そうです。
ヲシテ文字という、縄文時代に日本で使われていたとされる神代文字で書かれた、ホツマツタエという古文書があります。

景行50(56)年(諸説あり)大田田根子命(オオタタネコノミコト)によって編纂されたとされる古文書で、現在は偽書とされているようですが、多くの古代歴史家が研究を試み、解読がなされています。
その中に、アマテル神(日本の正史とされる古事記・日本書紀の天照大神と類義)は、「ウヒルキ」とご自分で名乗られたという記載があります。
ホツマツタエの中で、その「ウヒルキ」に対する言靈的解釈が付いています。
「ウ」は大いなること
「ヒ」は太陽のこと
「ル」は陽の中の靈的なエネルギー
「キ」は男神を示す杵の略
アマテル神は太陽そのものではなく、太陽の靈氣をもって生れ、太陽の巨大なエネルギーをお持ちの神ということです。そして地上にお暮しになった、国民の心を照らす人間としての神という解釈がされています。
このことから、古代の日本。縄文時代から「靈氣」という概念があり、脈々と日本人に受け継がれているものと言うこともできます。
また、修験道の靈場には、「靈氣」という文字が書かれており、東京の高尾山では山門に「靈氣満山」と大きく掲げられています。

日本古来の靈山に由来する靈氣は、自然エネルギー(氣・周波数・波動)の多い山に存在し、修験道でいうところの「靈氣」は、この自然のエネルギー(氣・周波数・波動)ということなのです。
このように、靈氣という言葉や概念は、古代から脈々と日本人に受け継がれてきました。
臼井靈氣療法
この靈氣という自然エネルギー(氣・周波数・波動)を活用できるようにし、手当療法として確立したのが、1922年(大正11年)臼井甕男氏により創始された、「心身改善 臼井靈氣療法」で、心身改善を目的とした手技療法です。
肉体、精神の改善はもとより、悪癖の修正、遠隔による活用も可能で、戦前には日本各地に多くの実践者がいました。

https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3677073による
戦後はGHQにより日本の文化文明が否定され、西洋化が進められ、多くの武術や他の靈術・民間療法と同じように靈氣療法は歴史に埋もれた存在となっていました。
一方、臼井氏の高弟だった林忠次郎氏(林靈氣研究会)より高田ハワヨ女史(ハワイ)に伝えられ、その後、欧米を中心に世界中に広がりました。
1980年代にニューエイジのブームと共に「REIKI」(西洋レイキ)として、逆輸入の形で日本に広まり、日本での靈氣の主流となっています。
海外では、日本国内の靈氣は一旦断絶したと考えられていましたが、伝統的な靈氣療法は生き残っており、現在でも脈々と受け継がれ伝統が紡がれています。
現代社会を生きる私たちは、様々なストレスにより身体に力みが入っており、微弱な慢性的緊張状態にありますが、靈氣を施術することにより、力みや緊張がとれ、心身がゆるみ、自然體になることができます。自然體は人間が一番自分を発揮できる状態です。
そして、自然體で生きていくことで、力みがとれ、肩の力が抜け、笑顔が増え、執着もなくなり、結果として心身が健康で幸せな状態になります。
靈氣を用い心身がゆるみ、自然體になる。このとてもシンプルな考え方が現代人には必須なのではないではないでしょうか。
やわら堂では、日本で生まれ世界に広がった、海外の影響を受けていない伝統的な靈氣で心身の過緊張をゆるめ、自然治癒力を活性化し、本来ご自身が持つ力で、心身の不調の改善、疲労の回復、健康増進、リラクゼーションを促します。
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