施術ボランティアに参加しました
レイキを一緒に共に学ぶ方のご縁で、セントケアゆりがおか(看護小規模多機能施設)のご利用者むけに施術ボランティアに行ってきました。
ご利用者の方々は、人生の大先輩のお年寄り。
認知症を患っている方、お身体に麻痺がある方、寝たきりの状態の方々で、通常の施術とは勝手が違い戸惑うこともありましたが、大変良い経験をさせて頂きました。
施術はお一人約20分。手を当てる、軽く擦る位しかできませんでしたが、皆様同様に施術前後で表情が変わり、無表情だった方もニコニコされ、目に力が戻ったように感じました。
また、血行が良くなったのか、お顔に赤みが差し、明るい雰囲気になられたり、普段は夏場でもカーディガンが手放せなかったという方も、暖かくなったからと、自ら脱がれる方もいらっしゃいました。
私の隣で施術を受けられていたおばあ様。手を合わせ「ありがとね」と言いながら涙を流されているのを見て、私ももらい泣きをしてしまいそうになりました。
きっと、人の掌から伝わる温もりや優しさが、その方の心にも影響を与え、身体だけではなく心もゆるみ、和ませてくれたのだろうと思います。
認知症を患い、施設に入居している私の母にも施術をしてあげたい。と改めて思いました。
ただ、入居している施設は厳重なコロナ対策が続いているため、面会に行っても、なかなか直接触れ合う事が出来ず、歯がゆい思いをしています。
私の中では既に終わっているこの騒動。いったい、いつまで続くのでしょうか・・・
ボランティアに伺った施設も私たちも初めての経験で、お互いに戸惑いがあったものの、施術を受けて頂いた方々の反応が良く、とても喜ばれていましたので、また施術をさせて頂けると私も嬉しく思います。
そして、こちらの施設だけでなく、他の多くの施設でも受け入れて頂けることを希望しています。
ありがとうございます。